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安中新田会所跡旧植田家住宅

Author:安中新田会所跡旧植田家住宅

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伝統野菜の種

2012.08.14 00:08|未分類
以前から畑の記事をちょくちょくアップしてますが、今回は野菜の種の話をしてみます。

旧植田家住宅で育てているのは「なにわの伝統野菜」という、大阪府が認定する伝統野菜です。
なにわの伝統野菜には

(1) 概ね100年前から大阪府内で栽培されてきた野菜
(2) 苗、種子等の来歴が明らかで、大阪独自の品目、品種であり、栽培に供する苗、種子等の確保が可能な野菜
(3) 府内で生産されている野菜

という基準があります。
よく市場に出回っているF1品種(一代雑種の品種)は種を取っても親と同じ品種にはなりませんが、伝統野菜は固定種なので、実を完熟させると同じ品種の種が取れるのです。
毎年苗を買う必要もない、おサイフにもやさしい野菜です(笑)

今回種を取ったのは
勝間南瓜(こつまなんきん)と玉造黒門越瓜(たまつくりくろもんしろうり)と毛馬胡瓜(けまきゅうり)です。
それぞれの野菜については
http://www.pref.osaka.jp/nosei/naniwanonousanbutu/dentou.html
なんかを参考にしてください。

120814-5.jpg

120814-4.jpg

120814-3.jpg


さて、種の写真を3枚のせましたが、どれがどの種かわかりますか?
ウリ科の種は似たような形のものが多くて、混じってしまうと区別できなくなったりするんですけど、この三種類はすぐに見分けがつきます。

では、上から順番にいきましょう。

野菜の種としてはちょっと大きめで、ビワ型のものが勝間南瓜の種です。
ちなみに、種取り用のかぼちゃはこんな感じになります。

120814-2.jpg


かなりでかくなってるので、2kg近くあるかもしれません。
種を取った後のかぼちゃも料理の仕方次第でおいしくいただけます。


細長い種が毛馬胡瓜の種。
こちらは種取り用の実の写真を撮り忘れました。
もともと長いきゅうりなんで、種取り用の実なら大体50センチくらいになります。
直径は太いところなら5cmくらいはあるかもしれません。
残念ながら、種を取った後の実は食べてもおいしくないです。


最後のちっこいくて長丸い種が越瓜の種です。
種取り用の実はこんな感じです。

120814-1.jpg



食べごろは500mlのペットボトルくらいのサイズなんですが、写真の実だと1リットルくらいは入りそうな感じです。
実は完熟するとメロンのにおいがします。
ものすごくおいしそうなにおいなんです。
でも食べてもぜん甘くないです。
嗅覚が味覚を裏切ります。

取った種は乾かしたあと、封筒なんかに入れて、来年の春まで保管しておきます。
ビニール袋に入れるとカビが生えることがあるので、紙封筒とかのほうがいいです。
種によっては3年くらい前のものでも芽が出たりしますが、やっぱり新しいほうが発芽率は高いですね。


江戸時代には天満に青物市場があって、青果物(果物や野菜)を一手に取り扱っていました。
今で言うと、公設市場みたいな感じですかね?
(最近の若い人は公設市場も知らないらしいですが……)
冷蔵技術のない時代、野菜はすべて地産地消でした。
せいぜい、大八車や川舟で運べる範囲が流通範囲です。
なので、この時代にはおそらく、野菜はみんな地域によって特色があったんでしょう。
気候や土地にあったものじゃないと作れないですしね。
まぁ、本当はそれが自然な形なのかなとは思います。
当たり前のことですけど。


というわけで、今回はこのへんで。

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